一戸建て住宅の用語集

住宅の工法・構造に関する用語

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住宅の工法・構造の種類

耐震構造

耐震構造とは、地震が発生したとしても建物に被害が出ないように設計された構造のことで、従来の建築構造よりも強度が優れています。
大きな地震がある度に建築基準は厳しくなってきました。
現行の建築基準では、震度6~7の地震でも倒壊しない設計となっています。

免震構造

免震構造とは、地震による建物への衝撃を軽減するように設計された構造のことで、建物に震動を与えにくく、揺れを軽減させる効果があります。
構造内部に地盤や土台の動きに追随しないアイソレータや、震動を吸収するダンパーなどの装置を組み込むことで、建物自体の揺れを軽減します。
高層建築物や大型建築物などでは、免震構造と耐震技術を組み合わせることで、より高い安全性を確保しています。

2×4工法

2×4(ツーバイフォー)工法とは、欧米で発達した2インチ×4インチの規格品を多く利用する建築工法のことです。
建物を柱や梁で支える木造軸組構法に対して、2×4工法では壁や床によって支えるため、耐震性・断熱性・気密性等に優れているという特徴があります。
施工が容易なこともあり2×4工法を採用する建築は増加していますが、まだまだ木造軸組構法の方が多く採用されています。

2×6工法

2×6(ツーバイシックス)工法とは、2インチ×6インチの規格品を多く利用する建築工法のことです。
2×4工法よりも断面積が大きいことから、強度に優れているという特長があります。
強度の他にも、外壁の幅を広げることで内外の両面に断熱材を使用することができるため、より高い断熱性があります。
2×6工法は地震に対してかなりの強度を持ちますが、建築コストが割高になるため、採用されるケースはそれほど多くありません。

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